可児市議会 2017-03-24 平成29年第1回定例会(第4日) 本文 開催日:2017-03-24
しかし、日々ふえ続ける放射能汚染水の総量は100万トンを超え、敷地内には1,000基の汚染水タンクがひしめく福島第一原発では、いまだに事故収束のめどは立っておりません。 原発の汚染物質の埋設地と取り沙汰されているような、瑞浪市にある超深地層研究所にかかわる電源立地地域対策交付金の受け取りには、日本共産党は反対です。
しかし、日々ふえ続ける放射能汚染水の総量は100万トンを超え、敷地内には1,000基の汚染水タンクがひしめく福島第一原発では、いまだに事故収束のめどは立っておりません。 原発の汚染物質の埋設地と取り沙汰されているような、瑞浪市にある超深地層研究所にかかわる電源立地地域対策交付金の受け取りには、日本共産党は反対です。
高濃度の放射能汚染水が港湾外の海へと流れ出すままに放置されてきた実態が明らかになりました。 東京へのオリンピック招致で安倍首相は、放射能は完全にコントロールされていると世界に向かって豪語しましたが、原発規制は機能しておらず、コントロールなどされておりません。この間、東京電力も国もその事実を知りながら、国民に情報公開せず、対策もとらなかったのです。対策がとれなかったと言うべきかもしれません。
福島原発事故から3年を経過しても収束のめども立たないばかりか、大量の放射能汚染水問題など、非常事態が続いています。しかし、安倍政権は福島原発の事故の危機的な実態や痛苦な教訓を顧みず、エネルギー基本計画で原発を重要なベースロード電源などとして、原発の永久存続、再稼働を推し進めています。
しかし、決定に至る経過の中で、福島原発の放射能汚染水漏れが重大な問題となりました。一度原発事故が起こってしまうと取り返しのつかない悪循環に陥ることは、この福島原発の事故からも明らかです。大垣市長として、原発再稼働の反対表明をされるのはいかがでしょう。また、原発事故の影響のシミュレーションの詳しい説明を大垣市民に逐次明らかにしていただきたいものです。
さらに、3月にはネズミの侵入で仮設配電盤が故障し、使用済み燃料プールの冷却ができなくなり、また、翌月には放射能汚染水が貯水槽から幾つも漏れていることが発覚しました。収束どころではなく、不安定な状況だということは明らかです。そして、今もなお15万人以上の方が避難生活を余儀なくされています。
現在でも高濃度の放射能汚染水の処理や、また、原発から300キロ以上離れた茨城や千葉などでも400倍を超える土壌の汚染が報告されています。